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2020 ブルゴーニュ ブラン メオ カミュゼ フレール エ スール 正規品 白ワイン 辛口 750ml Meo Camuzet Frere & Soeurs Bourgogne Blanc

基本情報
価格 ¥8,250
販売価格 ¥1,163
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商品説明




メオ・カミュゼの歴史は、栽培農家であると同時にコート・ドール県選出の代議士であったエティエンヌ・カミュゼに始まります。クロ・ド・ヴージョ城はコンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タスヴァンに譲られるまで、カミュゼ家の所有でした。メオ・カミュゼのクロ・ド・ヴージョの畑が、城の周囲と真下という最も素晴らしい位置を占めているのはそうした理由です。

エティエンヌ・カミュゼの娘、マリア・ノワロには跡継ぎがなく、1959年に近親のジャン・メオにドメーヌを託して亡くなりました。ジャン・メオは当時、ド・ゴール政権の閣僚という要職にあり、直接ドメーヌの管理をするわけにはいかない状況でした。そのため畑は折半耕作の形で小作人に任せ、出来上がったワインは樽のままネゴシアンに売られていたのです。この時の小作人でドメーヌのワインを手がけていたのが、2006年に没したブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエです。

1980年代半ば、折半耕作の契約が切れると同時に小作人たちも引退の時を迎えてメオ家の元にブドウ畑を返還し、1985年から本格的にドメーヌ元詰めが始まりました。やがてパリにいたままでのドメーヌ経営が難しくなり、ブルゴーニュに赴くことになったのがジャンの息子、ジャン・ニコラ・メオです。1964年に生まれ、商業学校でマーケティングを学び銀行で研修を受けた、生粋のパリジャンです。1989年、24歳にしてドメーヌを託されました。表向き引退を宣言したアンリ・ジャイエも、ドメーヌのコンサルタントとして若きジャン・ニコラの指導にあたったといいます。

リシュブール、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、3つのコルトン(従来からあるクロ・ロニェに、2010年ヴィンテージからペリエールとヴィーニュ・オー・サンが加わった)といった特級畑。戦争直後にアンリ・ジャイエが開墾したヴォーヌ・ロマネ1級クロ・パラントゥー。宝石のようなクリマの数々を、このドメーヌは有しています。ブドウ畑は大部分がビオロジック農法により栽培。醸造法はジャイエ譲りで、完全除梗のうえ15度の低温マセレーション。樽熟成における新樽率は、村名で50%、1級畑が60-65%、特級が100%です。

またジャン・ニコラは「メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール」の名前でネゴシアンビジネスも行っています。
マルサネ、フィサン、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ニュイ・サン・ジョルジュなど、ドメーヌもののヴォーヌ・ロマネを補う形でコート・ド・ニュイのアペラシオンを余すことなく網羅。これらの中には短期賃貸契約によりメオ・カミュゼのスタッフが畑の管理から収穫まで、ドメーヌの畑と同様に仕事をしているクリマも少なくありません。また、ブドウやマストを買い付ける場合でも夏季剪定や収穫時の選果を行い、品質の安定を図っています。

ドメーヌもののワインがその希少価値から入手困難であり、価格の壁も高いことから、比較的手頃な値段でメオ・カミュゼの哲学が楽しめるネゴスものの存在はワイン愛好家はもちろんレストランにとってもありがたい存在といえるでしょう。


※インポーター様資料より








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